BACK 2024-04-16

武を媒体とした『NARAKA: BLADEPOINT(ナラカ ブレードポイント)』中華文化をイメージアップに貢献

        中国武術の悠久の歴史と深い文化を打ち出し、中国武術の伝統文化を世界中の人々に知っていただけるよう、環球時報と北京市武術運動協会およびNetEase24スタジオは共同で「中国武術遺産保護と伝承計画」イベントを開催しました。尚、この企画はゲーム『NARAKA: BLADEPOINT(ナラカ ブレードポイント)』で公開されました。

 

中国文化を最も代表する要素

        中国武術は中国民族の知恵の結晶であり、悠久の歴史と豊かな伝統を有しています。現代中国と世界研究院から2019年に発表された『中国国家イメージグローバル調査レポート2018』によれば、「武術」は、中華料理と中国医学に次ぐ中国文化を代表する要素であると紹介されました。武術は剛柔両立、内外兼修を重視し、同時に中国民族の生命と宇宙にも通じています。異なる流派、例えば太極拳の柔軟な流れ、少林功夫の強さと力、形意拳の沈着と内省は、それぞれ独特の技法と哲学的思考を伝承し、それぞれ異なる価値観と人生の知恵を代表しています。

        中国武術は中国文化の宝であり、悠久の歴史と深遠な伝統を持っていますが、現在、一部の拳種と拳譜の伝承は途絶えてしまい、失われる危険に直面しています。そこで、『環球時報』と『NARAKA: BLADEPOINT(ナラカ ブレードポイント)』は共同で「中国武術遺産保護と伝承計画」を立ち上げ、中国武術の深遠な伝統を弘め、現代社会における伝承と発展を推進することを目指しています。この計画で、中国武術の伝統的な技法や哲学的思考、及び文化的含意に着目し、ゲームを通じて世界中のプレイヤーに紹介しています。さらに、関連イベントを企画し、著名な武術の達人とゲーム開発者を招待して武術とゲームの融合を共同で探求し、両者間の交流と協力を促進します。

        『NARAKA: BLADEPOINT(ナラカ ブレードポイント)』は、中華系バトルロイヤルゲームとして、伝統的な武術の真髄を深く掘り下げ、革新的な方法でプレイヤーに体験してもらっています。ゲーム内の各キャラクターは、独特な技と経歴を持つ武侠キャラクターで構成されており、彼らは華麗な技と流れるようなアクションでバーチャル世界で激しい格闘を繰り広げます。これらの技とアクションのインスピレーションは、中国武術のさまざまな流派から取り入れています。「中国武術遺産保護と伝承計画」の目標は、ゲーム独特の強みを利用して、中国武術を世界の舞台に導き、より多くの人々に中国文化を理解し尊重してもらうことにあります。同時に、この計画を通じて若い世代の伝統文化への興味と愛情を刺激し、中国武術の伝承と革新を促進することを期待しています。

 

中国武術の起源と進化、そして現状について

        武術は中国民族の伝統的なスポーツの代表であり、悠久の歴史と深い文化的な背景を持っています。2021年に行われた「一帯一路」ルート上の6つの地域と7つの国の武術文化のイメージに関するアンケートでは、ほとんどの人が武術を知っていると答え、そのうち75.5%の方が武術を理解し学びたいと答えました。

        中国の伝統的な武術と文化を広めるために、「中国武術遺産保護と伝承計画」の一環として、武術のアクションをデジタル化してプロモーションビデオを制作しました。このビデオでは中国武術の起源、進化、現状を紹介していますが、これにより、人々の伝統文化へ同調意識が刺激され、より多くの武術界の人々に、デジタル化する方法で中国武術文化の拳種を広め、記録し、伝承する方法を理解していただけることを期待しています。これらのコンテンツは、多言語でその国にあった翻訳とローカライゼーションを行い、世界中の視聴者が気軽に視聴し、より良く理解し、中国武術の歴史、流派、哲学、文化的含意を紹介しています。

        この計画は地方政府と武術専門家の協力のもと、武術愛好家やプレイヤーを少林拳や太極拳などの影響力のある拳種の発祥地や佛山、登封などの代表的な武術の発祥地に招き、地元の武術文化を深く理解し、伝統的な武術を学ぶ機会を提供しています。ゲームのデモビデオの効果を見ると、キャラクターモデルの動きは滑らかで、かつ力強く、武術の基本の型と拳法が明確に理解することができます。これは武術専門家や武術選手が参加してくれなければこれほどのクオリティ作品は作れなかったことでしょう。

        「中国武術遺産保護と伝承計画」では、武術の伝承者、武術の流派、武術協会、名門大学、地方政府、武術の選手などを訪ねました。このイベントには中国武術8段、北京市武術運動協会の副会長である邢登江氏、国家の健将級選手、国家武術チームの選手、中国武術6段、全国武術王者の薛泰来氏など参加してくださりました。計画に従い、最初に各拳法ごとに白剣飛:形意拳(男)、形意鉤(男)、張兹雅:詠春拳(女)、詠春八斬刀(女)、八極拳(女)などと人選を行い、太極拳、少林拳、詠春拳、形意拳、八極拳の5大拳法と器具をデジタル化しました。

        さらに、この計画では武術愛好家やゲームプレイヤーを少林寺に招き、少林功夫を学びます。毎日4時に起きて読経と武術の練習をし、最初の足の運び方から一連の型を習い、最終的に自分で動けるところまで習得します。ここで拳法を学んだ武術愛好家は「下山」した後、武術文化の重要な伝道者となり、多くの人々に「武術」は身近なものであり、決して謎のものではない」と認識させてくれるようになります。また一般の人々に武術文化に親しみを感じさせ、武術伝承の門戸を広げ、抵抗を減らすことに貢献してくれる人材となってくれることでしょう。

 

中国武術の影響力を十分に発揮

        武術は長年にわたる発展と進化を遂げて、広範で深い文化体型を形成してきました。現在、武術の文化的なイメージは全面的にパッケージングする必要性がでてきています。「中国武術遺産保護と伝承計画」では武術に新しい技術サポートと人材の補充を提供しています。

        武術文化は今、『NARAKA: BLADEPOINT(ナラカ ブレードポイント)』と「中国武術遺産保護と伝承計画」を通じて、世界的なスケールで発展する方法を得て、新しい形で中国民族の知恵と文化的自信を世界に示しています。